先祖供養をどう考えていますか?

 今、私たちが存在するのは、両親、祖父母、ご先祖様あってのものです。ご先祖様が存在したお蔭で、私たちはこの世に生を享(う)けることができたのです。
 ですから、先祖への感謝の表れとして供養するのは子孫としての当然の務めであると考えます。
 また、神様を信仰しているのに、どうして先祖を祀(まつ)るのかと、疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、神様のお祀りが第一に重大なのです。と言って、肉体を持ってこの世に生まれてきた以上、先祖があって今の自分があります。そして、究極は先祖を通して神様につながっているのです。
 私たちに守護霊を付き添わせて下さっているみ仕組みも神様がなさっておられます。昔から「敬神崇祖」(けいしんすうそ)と言いますが、神様とご先祖様への感謝の心を表すために先祖供養が必要なのです。
 神界には宗門宗派はありません。宗教は人間界だけで勝手につくられたものなのです。霊界には宗教つまり宗門宗派に関係のない「霊界の法則」というものがあります。ですから、霊界に行った先祖を祀るのは、その霊界の法則に則った祀り方をしなければなりません。人間が勝手に考えてもダメなのです。
 たとえば、本家で先祖を祀っているから、分家は不要だと考えたり、先祖からの宗旨できちっと祀っているから大丈夫と思っていると、実はそれが間違った祀り方である場合があるのです。
 また、先祖を祀る上で一番大切なのは、「位牌」を作って「食事を供える」ということです。「私の宗教(信仰)は位牌はいらない」という方もいるかもしれませんが、霊界には宗教はないのでそれは通じません。先祖は、位牌を通して、子孫の供えた食物の供養を受け、ひもじい思いをせずに幽界生活が送れるのです。
 人に四六時中付き添っている守護霊がたいがい先祖の代表者であるように、私たちは一人で生活しているようで、実はそうではありません。要するに、自分が先祖と、そして神様とつながっていることを認識した上で、先祖をきちんとお祀りし、そして人の目的である神様の御経綸に参加することが大切です。
 このように先祖の供養は、非常に重大な意味を持ちます。

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